最近のギリシャの話題

最近のギリシャの話題

ここでは、最近のギリシャの話題やニュースなどをご紹介していきます。

アンフィポリ墳墓からの遺跡発掘

アンフィポリは、ギリシャ北部の中央マケドニア地方にある、人口3000人余りの街です。なだらかに弧を描く湾は戦略において良港であり、エーゲ海の海運の要所のひとつです。かつてこの地はマケドニア王国の一部でした。そのため、2014年7月に本格的に発掘がはじまった墳墓には、マケドニア国王アレクサドロス大王ゆかりの人物の墳墓ではないかと世界中で話題になっています。

アンフィポリ墳墓の形状

直径158メートルの円形で、中央が盛り上がった丘になっています。発掘されているのはほんのわずかな空間で、25メートルの長さの空間に3つの部屋があります。

出土品

アーチ門の下にはまるで門番のようなスフィンクス2体が、頭部が欠けた状態で見つかりました。頭部は後に発見されました。
第2室の入り口には2体のカリアティード(女像柱)が見つかました。高さは2メートル27センチでキトン(古代の着衣)の美しいドレープや精巧な足指が世界中を魅了しました。
床には4.5メートル×6メートルのモザイクが見つかり、冥府の王ハデスに連れ去られるペルセポネと先導するヘルメスが描かれています。

第3室ではついに人骨が見つかり、専門家にゆだねられました。アレクサンドロス大王はエジプトで埋葬されたといわれているため、アンフィポリに眠っているのはアレクサドロス大王に近しい人物であろうという説が飛び交っています。

ファイストスの円盤解読

ファイストスの円盤とは、クレタ島のファイストスで見つかった粘土製の円盤です。直径は15センチメートル、ちょうどCD-ROMぐらいの大きさであるところから、4000年前のCD-ROMと言われることがありますが、CD-ROMと異なり両面です。
表面と裏面には、古代エジプトのヒエログリフのような絵文字が渦を巻くように刻まれています。この文字はクレタ聖刻文字(クレタのヒエログリフ)と呼ばれています。

ファイストスの円盤はミノア文明の貴重な遺産ですが、その解読は進んでいませんでした。円盤から「母」というキーワードが読みとれ、クレタ島の母なる神に捧げたものであろうと研究者は語っています。ファイストスは英語読みで、ギリシャ語ではフェストスです。

古代ギリシャのモザイク発見

現在はトルコの一部となっているゼブグマは古代ギリシャの都市です。ゼブグマで紀元前2世紀のモザイク画が発見されました。9人のミューズ、そしてオケアノスとテテュスです。

9人のミューズはゼウスとムネーモシュネーの娘で文芸の女神たちです。ミューズは英語表記でギリシャ語だとムーサになります。8つの円に囲まれた真ん中が、長女のカリオピです。円の内側には、各々のムーサたちの名前がギリシャ語で書いてあります。

オケアノスとテテュスはともにウラノスとガイアの子であるティターン神族で、結婚して多数の河川や水の神をもうけました。

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